ラジオ番組 みんなの健康ラジオ
今年の振り返り
皆様、あけましておめでとうございます。穏やかで明るい正月をお健やかにお過ごしのことと思います。
年頭にあたり、横浜市医師会を代表し、御挨拶を申し上げます。
私ども横浜市医師会では、会務運営の苦しさの中でも、大きな成果が2つありました。
1つは2年前から企画してきた「医療人材確保・育成支援事業」が具体化し、まず「看護師復職支援研修会」を複数回開催。潜在看護師の掘り起こしを目的にしたこの研修会は大変評判がよく、多数の参加者があり、今後も回数を増やして、続けていきたいと考えています。さらに職業紹介と同時に研修事業を柱とした求人事業者と求職者をつなぐウェブサイト「EnnPathエンパス」を開発し、今年から運用を開始します。
2つ目は横浜市行政と連携し「災害時医療基盤」の開発プロジェクトに着手しました。災害時だけではなく、平時も医療機関の診療状況が地図上、視覚的に一目で理解できる各期的なデバイスです。本年5月の運用を目指しております。この2事業が医療機関の人材不足と災害時に予想される医療体制の混乱緩和に役立つことを期待しております。
今年の抱負について述べたいと思います。
昨年10月に誕生した高市早苗内閣は、積極財政による経済成長の実現を政策に掲げています。診療報酬の見直し、補助金の措置により、直ちに医療機関の経営が楽になるわけではありませんが、明るい話題です。それと同時に、医療業界へは更なる業務の効率化、環境改善など厳しい対応も求められると思いますが、市民の皆様の安心安全をお守りするため、しっかり取り組んでいきます。
団塊ジュニア世代が高齢者となる2040年問題を見据えて、高齢者の救急医療、医師の偏在、災害対策と多くの課題が山積みです。しっかりと緊張感をもって、課題に向き合いたいと思います。医療、介護、在宅そして行政が一体となり、地域医療を面で支える医療、かかりつけ医の機能を発揮し、尽力したいと思います。
どうぞ本年も宜しくお願い致します。